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次世代を担う子供たちへの環境をクリエートする
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私たちの思い『慈愛』
大阪のとある児童福祉施設に行った時の事で、 きっかけは地元の先輩、後輩が集まる「だんじり祭り」の寄合中の話で後輩の姉が 児童福祉施設で勤めていると言う話から始まり、その施設には、歳0才〜18才の男女が 居るらしく子供たちには、何の問題もない至って健康な子供が生活していると言う話でした。
もっと詳しく聞くと子供たちの親(保護者)は、離婚協議中、裁判中、刑務所服役中、 身元引受人である保護者がいないなど「大人の事情」で何の罪もない子供たちが居ると言う事でした。 そこで、その弟がその施設で「何か出来る事が無いだろうか?」とみんなで話し合い、 この集まりを利用してみんなで「こども祭り」をする事にしました。
≪こども祭りとは・・・≫
施設内で、スタッフと先生方、子供たち全員で焼きそばやフランクフルトを作ったり夜店を思わせる 様なゲームコーナーなど施設周辺の方、企業の方に不用品を寄付・協賛して頂きみんなで、 ご近所さんや卒業生をお客さんに迎え入れ楽しむと言う目的でした。
イベントの一つである「ビンゴゲーム」をした時の事です。 景品は、イベントに参加した方々の職場や地元の企業様からの寄付や協賛で1等には自転車までも 用意出来たのです。結果的には施設の子供たち全員に何かが当たる様にしていました。 ゲームが始まり順番に数字が発表されていきました。 すると一人の男の子が「ビンゴ」らしく、司会者の方へ近づいて来ました。
司会者がその子に「ビンゴですか?」と聞くと「うん」とうなずき、1等の自転車が当たりました。 当たった男の子に司会者が聞きました「この自転車でどこに行きたいですか?」と 男の子は「日本を一周したい」と言いました。
会場は盛り上がりスタッフも「大成功」とみんな笑顔になっていました。 その時、職員の先生方が泣いているのにスタッフも気づいていました。 翌々先生に聞いてみると、自転車が当たった男の子は、自閉症で誰一人その男の子の声を 聞いた事がなかったそうなのです。
そのあと反省会で職員の皆様から感謝・感激の言葉を頂きその後、毎年「こども祭り」 に参加するようになりました。 この事がきっかけとなり「自分たちも何かの役に立てる」と心から思いました。
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